借金返済の方法を教えます!

あらゆる借金の悩みに答えちゃいます!

借金の相談は弁護士それとも司法書士が良い?

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借金を重ねていると返済が厳しくなる事もあり、延滞を何度も繰り返すようになると自力で返済するのはかなり難しくなります。

そんな時の債務問題の相談先としては弁護士と司法書士の2つを利用する人がほとんどです。

司法書士はどんな仕事をしているの?

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まず同職は法律に基づいて設置された国家資格で、専門的な法律の知識に基づき各種法律行為の代理を務めたり、国の機関に提出する書類作成などを行なう専門職です。

同職は法律家として身近な存在で、お住まいの近くで探してみると実に多くの事務所を見つけることができます。

主な仕事としては登記・供託、裁判事務、成年後見業務などが挙げられこの辺りが本来の業務になるのです。

それ以外にも債務整理も主要な業務として挙げられますので、返済に困った場合には様々な手続きを依頼する事ができます。

元来、こうした債務関係の問題について同職は対応することができなかったのですが、2003年の法改正に伴い取扱い業務について大きな変革がありました。

この法改正ではこれまで同職では認められなかった示談交渉権や簡易裁判所代理権などが新たに認められる事になり、法律に関わる専門職として債務関係の問題にも対応できるようになったのです。

特に近年ではグレーゾーン金利の撤廃により過払い金の返還が盛んに行なわれるようになり、司法書士の事務所は債務に関わる問題を多く取り扱っています。

弁護士はどんな仕事をしているの?

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弁護士もまた法律に基づいて設置された国家資格で、法律の専門家としては最高峰に位置しており、日常に潜む様々な問題に対して訴訟やその他一般の法律事務を行います。

一般的に事務所に訪れる際にはやや敷居が高いようにも思われていますが、身近なトラブルをしっかり解決するためにはもっとも頼りになる存在です。

事務所によっては刑事や民事など幅広く取り扱う所もあれば、債務問題にフォーカスして宣伝している事務所も多く見受けられます。

特に近年ではテレビCMや電車の広告などで過払い金の返還について宣伝している事務所が多く存在します。

訪れる際にはそれぞれの事務所により専門分野や得意分野に多少の違いがありますので、お金に関する悩みであれば債務問題を前面に押し出している事務所に訪れると良いでしょう。

どちらに頼んだ方がメリットがあるか

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このように借金の相談先としては2つの候補が挙げられるのですが、実際に話を聞いてもらいに訪れるにはどちらを選んだ方が良いのでしょうか。

一見すると双方には大きな違いが無いようにも思えるのですが、細かい点で見ると大きな違いがあり、ご自身が抱えている債務の状況によりどちらを選ぶべきかが自ずと決まります。

まず借入総額が140万円までの方の場合は双方共に法律相談・金融会社との交渉・訴訟などが行なえるのですが、借入総額が140万円を超える場合は弁護士しか対応することができません。

こうした金額の違いは先にご紹介した2003年の法改正の際に、司法書士が業務として取り扱う事ができる債務総額が140万円以下に限ると定められたためで、この金額を超えるか超えないかで自ずと依頼先が限られます。

またどちらを選ぶかについて考えた時に、必ずしも法律職として優位な方にお願いした方が良い訳ではなく、それぞれの事務所により問題を解決するための能力や経験値に大きな違いがありますので、そのあたりについても考えておかなければなりません。

例えば身近な所で病院に訪れる際にそれぞれの病院や医師には腕前に大きな違いがあります。一つの診断結果だけで満足しないようセカンドオピニオンが求められます。

その一方で借金関係の問題は病院のように命に関わる訳ではありませんが、万が一にも問題が適切に解決しなければその後も返済で苦労する事にもなりかねません。

そこでどの事務所に訪れるか考えている中では、それぞれの事務所でこれまでの実績や評判などをよく調べておき、さらにはどれ位の費用が掛かるかについても確認しておきましょう。