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借金していた親族と縁を切る方法は?

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借金をしていた親族が存在する方は、自分に災難が降りかかる可能性があるので、実は縁を切りたいと思う方もいるのではないでしょうか?

後先の事を考えずに簡単に借金をする人は、実は大きな問題が降りかかる事を全く想定していません。

特に純粋に借金を繰り返してしまうのは問題であり、いつ自分の身に借金が降りかかってきてもおかしくありません。

そうしたリスクを低減させるためにも、借金をしている親族と縁を切るにはどうすれば良いのか考えてみます。

そもそも親族と縁を切る方法はあるの?

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親族と縁を切るといっても、実査にはなかなか難しいものがあります。

何故なら直系の血族、兄弟姉妹は互いに扶養義務が存在するからです。

特に近年では生活保護者に対する適用条件が厳しくなっており、一昔前よりも強い強制力が扶養義務に課せられているようです。

この扶養義務があるからこそ、法律上でも親族とは縁が切れません。

つまり、いくら口では縁を切ったと言っても、書類の上では親族であることにかわりがないのです。

では、どうすれば縁を切れるのかと言うと、相手からの連絡は無視をする、相手に自分の連絡先を教えないという消極的な方法が考えられます。

法律上の扶養義務があるかぎり、根本的な部分での解決はできませんが、それでもベストではなくベターな選択をしていくことが重要です。

ここで1つ問題なのが借金の扱いです。

扶養義務があるのなら、親族の借金は肩代わりするべきかと思う人も多いでしょう。

しかし、借金は借入をした本人か保証人になった人のみに返済義務が生じます。

つまり、親族であるからと一方的に借金の返済を迫られることもありません。

肩代わりをしなくても問題ないのです。

ただし、例外的に返済義務が生じてしまう件が1つあります。

それは親族が死亡し、遺産を相続するケースです。

遺産にはプラスになるものもあれば、借金のようにマイナスになるものもあります。

プラスになる遺産だけを選んで相続はできませんので覚えておきましょう。

縁を切るには疎遠になるしかないの?

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法律上で縁を切ることができない以上は、連絡先を知らせないようにして疎遠になるのが一般的です。

それ以外の場合、養子縁組をするなどで戸籍を変更する方法も考えられますが、声を大にしては言える方法ではないでしょう。

そこで親族と縁を切りたい理由について考えてみてください。

借金をしていたことが問題なのであれば、まずは再発を防止するためにも専門家である弁護士に相談するのも方法の1つです。

借金を繰り返してしまうというのは、依存症の1つかもしれません。

それは病気であるとも言えますので、100%本人に責任があるとは限らないのです。

借金の問題についても解決する方法を提案してくれるだけではなく、親族との縁という点についてもアドバイスをもらえるでしょう。

借金の問題を解決させるにはどうすれば良い?

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親族の借金問題を解決するのなら債務整理も悪い手段ではありません。

債務整理にはネガティブなイメージを持っている人も多いのですが、実際には人生を再出発するためのものです。

借金の状況などにあわせて、減額や帳消しといった適切な処置をとることができるので、柔軟性が高い制度だと言えます。

また、仮に自己破産をしたとしても対象になるのは破産宣告を受けた人のみになるので、親族に迷惑がかからないのが特徴です。

ほとんどの財産は処分することになりますが、借金を繰り返さないようにするためにも、良い機会になるはずです。

任意整理、特定調停、個人再生と借金の減額を選んだ場合は、しっかりと返済をしていくことができれば、縁を切るまでもなくなるかもしれません。

いずれにしても債務整理を行うことによって、個人信用情報に事故情報が記載されますので、数年間は借金を作れなくなります。

その間にゆっくりと縁を切る方向で話を進めていく形にもできますし、どうしても話がこじれるのなら弁護士に間に入ってもらうと良いでしょう。

当事者同士ではこじれる話も、第三者が間に入ることで進むケースもありますので、まずは相談から始めてみてください。