家族に借金を上手にごまかす方法とカミングアウトのタイミング
匿名掲示板や悩み相談サイトを見ると、旦那に内緒で借金を作ってしまったという主婦の書き込みがいくつもあります。
さらに驚くのは、その金額が数万円前後でなく、100万円を超えていたりするのです。
夫の収入にも左右されますが、専業主婦は無職という扱いになりますので、全ての消費者金融が受け付けてくれるとは限りません。
言い換えれば、専業主婦という立場でも夫をごまかせてしまいます。
方法を間違えなければ、家族にばれずに借金を作り、返済していくことも可能です。
当たり前のことをすれば借金はごまかせる
重要な事は2つです。まず申し込み方法に気を付けてください。
貸金業者を利用したことがない人ほど、対面の方が手続きが簡単そうという理由から、リアル店舗へ借りに行ってしまいがちです。
当日中にお金が必要、現地で全てを済ませたいなど、早る気持ちは分かります。
ただし店舗へ出向いてしまうと、その姿を誰かに見られてしまう危険性があります。
よってインターネット又は無人契約機を使って、申し込み手続きは済ませましょう。
無人契約機も自宅から離れた場所を選ぶと、さらにリスクが抑えられます。
次に、返済期日は絶対に守ってください。
完済できれば1番良いのですが、難しい場合でも利息を支払っておく必要があります。
仮に返済期日を過ぎてしまうと、貸金業者のスタッフが自宅に電話連絡をしたり、訪問する可能性が出てきます。
借金の返済を延滞すれば、登録住所宛てに裁判所から督促状が届きますので、家族にばれる危険性は極めて高くなります。
家族に借金がばれる瞬間
ごまかしきれなくなるケースを事前に理解しておけば、どのようなことがキッカケとなり、家族に情報が漏れるのかが分かります。
最初は生活が苦しいという理由から借金をする人も、自由に使えるお金が増えていくと、欲望の赴くままに行動してしまいます。
1つもブランド品を持っていなかった人が、急に高級ブランドバッグを使うようになれば、確実に怪しまれます。
友人と遊ぶ回数や朝方に帰宅する回数が増えることでも、家族は異変に気づくでしょう。
コントロールくらいできると思っていても、いざお金を持ってしまうと難しいのです。
このような日常の変化は、家族に問いただされても、嘘を突き通すことで逃げられるかもしれません。
そのため最も警戒すべきは些細なケアレスミスです。
契約書類や返済明細書を見られてしまえば、物的証拠が揃ってしまうので、ごまかしきれなくなります。
机の上に出しっ放しにしたり、細かく破くこともせずゴミ箱へ捨てれば、偶然に家族にばれてしまいます。
洋服やズボンのポケット、財布、鞄の中に隠しておいても、何かの拍子に見られてしまうかもしれません。
また長期間の旅行へ行くと、その間に郵送されてくる明細書から家族に借金がばれます。
契約書に記入する連絡先も、職場や自宅ではなく自分の携帯電話に設定しておきましょう。
借金のカミングアウトは生まれ変わる絶好のチャンス
貸金業者を利用する人の多くは、結果的に借金癖を身につけてしまいます。
気づいたら総額が大変な事になっており、短期間では完済できない状態かもしれません。
家族や配偶者に本当のことを言ってしまうと、怒鳴られたり、殴られたり、縁を切られると恐怖心さえ芽生えるはずです。
しかし、借金を作ってしまったのであれば、ごまかせなくなる前にカミングアウトしてしまった方が楽です。
結局、最後に助けてくれるのは、血の繋がった又は籍を入れた家族だけなのです。
借金の額が現実的な数字でも、本当のことを早めに打ち明けましょう。
完済できたとしても、それだけ家族を騙していた期間は長くなります。
新生活が始まる時、結婚をする時、子供が生まれる時など、言うべきタイミングはいくらでも考えられます。
金額が小さい内に伝えられれば、相手も大きなショックを受けません。
仲が良い家族なら、貴方が借金をしていることに気づいている場合もあります。
誠意を込めて頭を下げ、一緒に返済方法を検討しましょう。