借金返済の方法を教えます!

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借金が返せず結婚できない?奨学金の返済問題について

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借金については否定的な立場を取る方も多く、最近巷で聞く事がある奨学金の返済問題については、冷ややかな目で見られる場合もあります。

では債務があり全てが返せない中では結婚に支障をきたす事はあるのでしょうか?

相手や相手方の親の価値観によっては拒否反応も

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まず奨学金の返済問題とは、融資を受けている総数およそ132万人に対して、2012年度の滞納者はおよそ33万人とされており、実に1/3程の債務者が滞納している状況があります。

学業に関わる債務の場合は、遊興費に使うための借金とは性格が大きく異なりますので、基本的に婚姻に際してそれほどに大きな障害になる訳ではありません。

当然ながらその後も滞る事なく返済すれば良いだけの話ですので、債務者の方にとっては気に掛からない事もあるのですが、その一方で配偶者となる相手やその家族がどのように感じるかは、分からない部分があります。

やはり日本人の場合は、先にご紹介したように負債の有無については大きく気にする所であり、クレジットカードの利用率やカーローンの利用率などは、いずれも諸外国と比較して少ない実態があります。

また結婚においても当然のようにお金の部分で真っ白である事が求められますので、それが学業のための負債であったとしても、配偶者となる相手やその家族の価値観により拒否反応が出る事もあります。

ただこれには様々な要素があるもので、例えば高収入で返済分を差し引いても余裕があれば問題は無く、将来が嘱望できる仕事にお勤めの方でも問題はないでしょう。

経済性の一点のみ見られるのはあまり気分が良いものではありませんが、一部ではこうした反応が出ることも予想されます。

婚姻生活での経済的な理由なら努力で解決出来る

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続いて奨学金の返済問題に絡み、借金が返せず結婚できないケースとしては、債務の有無が直接関係するのではなく、給料から毎月の返済分を差し引いたお金では生活できない、経済的な理由が挙げられます。

こうした指摘を相手方から受けた場合は、自身の薄給を言われているようで非常に辛いものがあります。

しかし先に挙げた価値観などの心情的な理由ではなく、生活がままならない経済的な理由の場合は現実の話ですので、こうした点については問題を根本から解消する事も可能です。

例えば数ヶ月から数年先を見越して、現在の職場で職位を挙げるために必要な努力をしたり、また業界で通じる資格や技能があればより待遇が良い他社への転職も視野に入れると良いでしょう。

またこれから夫婦として共に協力していきますので、相手の了解が得られれば共働きをしてもらったり、またフルタイムが難しい場合はパートやアルバイト、もしくは単時間で働ける非正規雇用の仕事を探すのでも良いでしょう。

返済が滞った場合は債務整理も一つの方法

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ここまでご紹介した借金が返せず結婚できないかもしれない問題は、全て苦しいながらも返済し続けているケースです。

その一方で、返済が滞り現状として滞納している状態にある場合はまた大きく話が変わり、将来的に不利益を被る事から婚姻を避けられる可能性があります。

近年に取り上げられている奨学金の返済問題では、滞納状態にある場合の不利益に付いてスポットが当てられており、消費者金融のキャッシングなどと同様に3ヶ月滞納が続くと個人信用情報機関のブラックリストに掲載されます。

また9カ月も滞納が続けば残りの債務を一括払いで返還するよう求められ、それでも応じないと裁判になり資産が差し押さえられます。

特にブラックリストに掲載された場合は大きい痛手を被る事になり、将来的には住宅ローンやカーローンなどが利用できなくなりますので、将来設計に大きなしわ寄せがくるので注意が必要です。

どうにもならない場合には、一度債務整理をして早めに借金をリセットしてしまうのも一つの方法です。