借金返済の方法を教えます!

あらゆる借金の悩みに答えちゃいます!

多額の借金を抱えた無職の人間は死ぬしか無い?抜け出す方法とは

f:id:sara_307:20160421152103j:plain

人生は良い事ばかりではなく、悪い事もありますが、たまたま貧乏くじを引かされた結果か、悪い事ばかりが続いてしまうこともあります。

多額の借金を抱えているにも関わらず、うつ病などの持病が悪化したり、仕事上での失敗の責任を取らされて職を失うこともあります。

お金が入ってくる宛のない状況で借金を抱えている場合は死ぬしか無いのでしょうか?抜け出す方法はあるのでしょうか?

雇用保険を利用する

f:id:sara_307:20160421152139j:plain

職業を失っている場合は、雇用保険を利用できます。

地域を管轄しているハローワークへ行き、申請することで、それまでの仕事で得ていた収入額に応じたお金を一定期間受け取ることが可能な、次の職業を見つけるまでの収入を保証する求職者を対象としたシステムです。

失業保険金については、仕事をしていた当時に給料から「雇用保険料」の名目で天引きされているはずです。

会社には加入の義務がありますが、一部の小さな会社には加入していないケースもあります。

万が一、雇用保険料の支払いがされていなかった場合は労基などへ相談することも必要です。

この制度を利用すれば、それまでに務めていた仕事の過去6ヶ月分の平均給料の6割から8割を、半年程度の期間受け取ることが可能です。前の職を失ったのが会社都合であった場合は、その月から受け取りを開始できます。

ただし失業保険を受け取るためにはいくらかのデメリットもあり、受給期間中はハローワークで認められている「求職活動」を行わなければならず、日雇いアルバイトなどの収入があった場合は申請しなければなりません。

また支給額も少額なので、根本的な解決にはならないというのも問題です。

自己破産について相談する

f:id:sara_307:20160421152235j:plain

借金額がどうしても手に負えない額となっている場合は、自己破産を視野に入れましょう。

最終的には裁判所の判断となりますが、所有している財産をほとんど手放すことにより、借金を全額または一部免除することが可能です。

自己破産は誰でも受けられる訳ではなく「支払い不能」となった場合のみです。

支払い不能かどうかについては自分で判断する訳ではなく、債務者の状況や資産などから総合的に判断されます。

全ての財産を手放すことになるというイメージを持っている方もいますが、実際には、裁判所にて定めている20万円という価値を超えない財産については、続けて利用することが可能です。

家や土地などの財産はほとんど没収となりますが、家庭で使っているパソコンやテレビなどまで持っていかれることはありません。

無職の債務者を対象としたビジネスが活発になっている

f:id:sara_307:20160421152356j:plain

無職の多重債務者など相手にされないからどこへ相談しても無駄、と思っている方もいるかもしれませんが、実際には弁護士の間で、無職の債務者は新しいビジネスの対象となっています。

それには「過払い金の請求」が大きく影響しており、ビジネスチャンスとして捉えられる傾向にあるのです。

もちろん、それには一部の悪徳弁護士による、過払い金の回収だけを目当てに対応されるケースもあるので、信頼できる弁護士へ相談する必要があります。

市役所や区役所では、債務者の事情を理解して親身になって対応できる、信頼ができる弁護士を紹介するサービスを行っていますので、ぜひ一度相談してみましょう。

素人目線では完全に八方塞がりでどうにもならない状況に見えても、プロの弁護士目線だと解決の糸口がいくらでも見つかるケースは数多くありますので、法律の専門家から、今後の事を判断してもらいましょう。