借金返済の方法を教えます!

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奨学金で借金してまで子供を大学に進学させるべきか?

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奨学金という形の借金をしてまで子供を大学に進学させるべきなのかどうか迷う親御さんが多いようです。

確かに、奨学金というと苦学生というイメージが有り、子供が苦労しながら勉強しているというシーンを思い浮かべます。

では、奨学金をしてまで大学に行かなくてもいいのでしょうか。

利用者の多い奨学金

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過去に行われた幾つかのアンケートを見ると、意外と奨学金を利用されている家庭は多いようです。

例えばあるアンケートでは、大学進学した家庭の4割が、奨学金制度を使っていました。

奨学金制度を使うと子供が返済をしていかなければならなくなりますが、多くの親はそのことに積極的なコメントをしています。

例えば、大学に通う意義やお金の有り難みを子どもたちがきちんと理解するためには、少しは子供も費用を負担すべきだとか、高校を卒業して就職するという道もあったが、自分で望んで進学するなら自分で学費は払うべきというコメントも有りました。

そして、興味深いコメントとして、親の老後の負担を子供たちにかけたくないためというものがありました。

子供が学費を払う代わりに、その分を老後の自分たちの生活費に当て、学費は子供が自分で払うことによって、子供にのしかかってくる将来の介護の負担を軽くしてあげたいという考え方です。

年金制度があまり信頼できなくなっているご時世だからこその考え方とも言えます。

奨学金のメリットはあるのか?

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奨学金の大きなメリットの一つは、経済的に困っている子供でも、進学を諦めること無く学費のサポートが受けられるという点です。

しかも、大学や大学院だけではなくて、専門学校までも援助してくれる制度もあります。

奨学金というのは消費者金融からの借金と違って、社会的にクリーンなイメージがあります。

事実、他の様々なローンに比べて金利が低く、返済の負担が少なくなるような制度になっています。

これは、奨学金があくまでも学生の援助であって、営利目的が主ではないことの表れです。

奨学金にもいろいろな種類があり、付与型の奨学金のタイプなら、学費が全額支給され、その後の返済義務はありません。

別のタイプは新聞奨学生というもので、新聞配達などで働きながら、学校に通うというものです。

さらに、親が借り入れをする国の教育ローンもあります。

これは、中学卒業後、半年以上学校に通うのであれば、学費にもそれ以外の費用にも使えるのです。

このような仕組みを使う家庭もいます。

奨学金のデメリットを知っておこう

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デメリットは返済の負担が少ないものほど狭き門であるということです。

一般的な貸与型の奨学金というのは、卒業した後、13年から20年間返済をしていく必要があります。

もちろん、災害にあったり、病気になったりした時には、返済額が減らされたり、返済が猶予されたりすることもあります。

しかし、長期間の返済が負担に感じる学生も多いようです。

一方、利息がつかないタイプの奨学金や、返済義務のない奨学金というのは申請する希望者が多いので、利用できない人がたくさんいます。

こうした負担の少ないタイプの奨学金の審査というのはかなり厳しく、承認される学生というのはほんの一握りです。

しかし、数ある制度を探して行くなら比較的返済の負担が少ない奨学金というものがあります。

また、新聞奨学制度を使うなら、卒業した後に返済をしていく義務はありませんし、在学中にお給料ももらえるので、経済的には大きな負担はありません。

もし子供がどうしても大学で勉強をしたいという強い意志を持っているのであれば、奨学金のメリットとデメリットを把握したうえで子供に一番あったものを選んでいけるでしょう。