独身の40代女性が借金生活に陥ってしまう理由について
独身の40代女性が借金生活に陥ってしまうことが多くなっています。
1億総活躍といった標語を発表するほど政府は女性の社会参加に力を入れているのが現状なのですが、一定の年齢にまでなると女性にはまだまだ厳しい社会であるのかもしれません。
ここでは40代の女性が借金生活に陥ってしまう理由を考えてみます。
40代独身女性が借金生活に陥る理由ってなに?
あるアンケートによると、40代の独身女性が借金生活に陥る理由として、1位になっているのが転職に失敗したというものです。
およそ3割の人がこのケースに該当するようで、さらに4人に1人は給与をカットされたことが理由だとしています。
その後には、肉体的な怪我や病気によるもの、リストラ、精神的な疾患によるものと続いていくのですが、どれも切実な問題を孕んでいるようです。
貯金を作りたくても、生活をしていくだけで精いっぱいなので、どうしても借金をしてしまうケースが少なくありません。
借金をしたくなくても、給与が減ったことやカットされたことで、生活費の赤字が続くというのが最も多いパターンだと言えます。
事実、女性が借金をする理由で最も多いのが生活費の赤字を埋めるためです。
これが多少の額であれば、大きな問題にはならないのでしょうが、ちりも積もれば山となるケースも少なくありません。
結果、借金の返済をするために借金を繰り返すという多重債務の状況に陥ってしまい、借金生活が続くという形です。
40代の独身女性だけが借金生活をしているのではない?
単身で暮らす女性の3人に1人は既に借金生活をしていると言われています。
これは平成25年に行われた国民生活基礎調査を基に分析したデータなのですが、20歳から64歳の単身女性では3割以上の人が貧困状態に陥っています。
特に40代以降になるとその経済的な格差が広がってしまう傾向にあり、その状況は1つの社会問題であると言っても過言ではありません。
特に女性の場合は男性よりも所得が低いこともあり、40代ともなると正社員として働いている人が一気に少なくなります。
非正規雇用では補償も良くありませんので、結果的に40代の独身女性は追い込まれていくという形になっています。
こうした状況から借金生活をするだけではなく、生活保護を利用するケースも増えています。
借金をなくすにはどうすれば良い?
借金生活を改善するにはともかく借金を返済するのが一番です。
しかし、上述したように40代独身女性を取り巻く環境は決して優しいものではありませんので、なかなか返済するのも難しいでしょう。
そこで1つの方法としては債務整理も視野に入れておくべきです。
債務整理をすることで、借金そのものを減額できますし、その上元金の返済だけで良くなるのです。
また、自己破産をすれば免責といって借金の返済をしなくても良くなります。
ともかく借金を減らすことで、生活を立てなおしていくことができますし、場合によって借金がなくなるのは大きなメリットです。
借金生活を続けていると、精神的にも余裕がなくなりますので、まずは債務整理をしてから身の振り方を考えるのも悪くはありません。
借金生活が終わることだけでも、かなり生活に余裕が出てくるはずですので、まずは債務整理から始めてみてください。
良く分からないというのであれば、法律事務所に相談してみると良いでしょう。
最近では無料で相談にのってくれますので、余計なお金を使わずに悩みを解消することができます。