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結婚して苗字が変わるとブラックリスト入りを解消することが出来る?

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借金の申込をする時に重要なのが、ブラックであるかどうかです。

実を言えば、一昔前までは結婚をすることで苗字や住所が変わることによって、ブラックリストから脱出できました。

その方法が現在でも通用するのか考えてみましょう。

結婚して苗字が変わるとブラックリスト入りから脱出できる?

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結婚をして苗字が変わることでブラックリスト入りが解消できるのか。

現在、個人信用情報に事故情報が記載されている人からすれば大きな問題でしょう。先に結論からお伝えしますと、現在ではこの方法は通用しなくなっていると考えてください。

そもそも個人信用情報を取り扱いする個人信用情報機関は、各金融機関がお金を出し合って作った会社になります。

一昔前までは銀行ならAという個人信用情報機関、消費者金融ならBという個人信用情報機関というように、使う会社が決まっていたのです。

また、個人信用情報機関同士の交流がなかったことから、借入をした金融機関によって情報の登録があったり、なかったりしました。

結果、結婚をして苗字が変わったり、住所の変更などがあると、事故情報の記載漏れなどもあり、ブラックリスト入りから脱出することができたのです。

しかし、現在では金融機関としても1つの個人信用情報機関から情報を得るのではなく、複数から得るようになっています。

その上、個人信用情報機関同士で情報の交流が盛んに行われるようになったことから、結婚をして苗字が変わっても通用しなくなりました。

具体的にはどうやって情報を判断しているの?

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苗字や住所が変わったとしても、引き続きデータが使われるのには理由があります。

では、個人信用情報機関ではどのように情報を判断しているのか調べてみます。

基本的に個人信用情報機関では信用情報の登録がなかった場合、過去に債務整理を行ったのではと判断することが多いようです。

これが20代ですと、初めて個人信用情報機関に情報が登録される可能性が高いので、そこまで厳しくは詮索されません。

しかし、30代、40代と年齢が高くなればなるほど、個人信用情報の前歴がない可能性が減っていきますので、過去の事故情報などを調べられるのです。

どのようにして過去の情報を調べるのか?

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では、過去に登録されている信用情報と類似情報を探すにはどうするのかと言うと、いくつかの方法があるようです。


1つめは職場の情報で、どの会社に勤務しているかなどを調べます。

特に男性の場合ですと結婚をしてもそのまま続ける人ばかりでしょうし、女性にしても近年では専業主婦になる人は少なくなっています。

そこで同じ職場に在籍し続けるケースが男女ともに増えているのです。

いくら苗字が変わっても職場情報が一致し、さらには名前や生年月日まで一致すれば同一人物だと判断されてもおかしくありません。


2つめは本人確認のために利用される免許証や保険証からでも本人がわかります。

免許証や保険証には必ず固有の番号がふられており、その番号が一致することで同一の人物であると考えられるのです。

免許証の場合は、再発行をするたびに末日の番号が変わるのですが、それ以外の番号は変わりませんので、すぐに本人だと分かってしまうでしょう。

保険証では保険者番号や記号番号が一致すれば分かることですので、そう簡単にブラックリスト入りからは逃げられません。


ただし、各個人信用情報機関によって扱いは異なるのですが、最長でも事故情報が記載されてから10年間もすれば、情報が消去されますので、その時までは借金を考えないようにしてください。