借金返済の方法を教えます!

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臓器を売って借金の返済に当てる人がいるのは本当なのか?

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臓器を売って借金の返済に当てる、こうした描写は映画や小説の中でよくあるフレーズになり、本当にある事なのか懐疑的な方も多いかと思われますが、国内や海外も含め実在するのでしょうか。

そもそも臓器売買とは何?

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人間は病気に掛かった時に、医師に治療を受けたり自らの自然治癒力で治すこともできるのですが、現代の医学では解明できない病気や外部から損傷を受けた場合には、内蔵そのものを交換するしかありません。

そのため日本国内はもとより世界中で人間の内蔵を売買する取引が行なわれており、時に事件として衆目を集めることもあるのです。

このような話を聞くと本当にあることかと気になる所ですが、病院では正規の手続きで内臓を移植する手術が行われており、技術としてはすでに確立されています。

ただ病気を抱えている方が多数いる一方で、それを補うだけのドナー(提供者)がいませんので、合法的な手術を受けようにも順番待ちの間に病気が進行します。

そうした事情ゆえに、暴力団やマフィアなどの勢力がビジネスとして内蔵を取り扱っているのです。

臓器を売って借金の返済に当てられるのか

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一般的に内臓を提供するドナーは、生前に提供の意思を示した方から移植されますので、亡くなって間もない遺体や脳死患者から採取するものと思われる方も多いのではないでしょうか。

その一方で、仮にも内臓を売って借金の返済に当てる人が本当にいたのであれば、内臓を採取した後でも生きていられるのか気になる所ですが、実はここに一つポイントがあります。

というのも中学校の理科の授業を思い出すと、人間の内臓の中には左右対に備わっている物があり、例えば肺や腎臓であれば片方が機能不全に陥った場合でも直ちに健康に影響が出る訳ではありません。

また肝臓は一つしかありませんが、その一部を切除して移植すればドナーも移植を受けた患者さんも双方共に生きることができます。

特に腎臓は商品として一般的で、海外ではおよそ26万ドル(約2000万円)程で取引されています。

また諸外国がある中でも特に平均寿命が長い日本人は好まれる傾向がありますので、日本人のきれいな内臓は高値で取引されることもあり、負債を無くす上で充分な報酬を得ることができるのです。

どこで売買が行なわれているのか

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まず世界的に見た時に一大生産地として挙げられるのは中国です。

中国では人口が多いことに加えて人権に対する意識が希薄で、また死刑の数も多い事から刑務所で死刑執行者から内臓を取り出し、闇のルートで売却するケースがあります。

こうした話は根拠が無いようにも思えますが、中国には死体加工工場が存在して死体標本を大量に生産しており、数年前にも日本国内で展示会が開催されて物議をかもしたこともありますし、富裕層向けの移植ツアーなども実在しています。

またそれ以外にもインドやフィリピンなどのアジアや、中東のISIL(イスラム国)などでも行なわれていると伝えられており、いずれも一大ビジネスとして闇の勢力が牛耳っているのです。

ではその一方で日本国内ではどのような事情があるのでしょうか。

実はニュースとしてはあまり目立たないのですが数としては非常に多く、2015年も臓器移植法違反の容疑により指定暴力団幹部とホームレス男性が逮捕される事件がありました。

国内の相場では肝臓がおよそ200万~300万円、角膜はおよそ10万円、また生体心移植ではおよそ500万円ほどとされており、見えない所で確実に取引ルートが存在しているのです。